ひむかの女神とフルーツエール


 

 

神話の源流の地 みやざき

宮崎は、古くは日に向かう国”日向(ひむか)”と呼ばれていました。
そしてこの地に神々が舞い降りたという伝説があります。
降臨した神々はひむかの国の女神たちとめぐり逢い、様々な伝説を創ります。
ひむかの地の産物はこれらの女神のたまものと言っても良いのかもしれません。

 

6人のひむかの女神たち

古代日本の伝説に残るひむかの女神たち。宮崎のあたたかな気候と豊かな風土に育まれた食材を使用し、女神たちのイメージに合わせたおいしいフルーツエールをつくりました。

このはなさくやひめ × 日向夏
あめのうずめのみこと × トマト
かみながひめ × ブルーベリー
あひらつひめ × レモン
とよたまひめ × ぶどう
もろかたのきみいずみひめ × 栗

 

※女神に関する記述は、大館真晴教授(宮崎県立看護大)の監修を受けています。

日向夏の甘酸っぱい香りと風味が木花佐久夜姫のような愛らしい雰囲気とマッチします。

山の神である大山祇神(おおやまつみのかみ)の娘で、日向の高千穂の峰に天降った天孫、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に求婚されます。瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)との間の子に海幸彦、山幸彦の兄弟がいます。たいへん美しい女神とされ、その名には、「木の花(桜の花)が咲き誇るように、栄えますように」との意が込められています。

 

フレッシュトマトをふんだんに入れたリアルレッドアイです。天鈿女命の情熱も感じます。

天岩屋戸(あめのいわやと)神話のなかに登場する女神で、太陽神である天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩屋に隠れ、この世が闇につつまれた時、天照大神を岩屋の外に導くために岩戸の前で舞った女神です。この神話から歌や踊りの神様とされています。

ブルーベリーの上品な風味を、髪長媛の気品のあるキャラのイメージで醸し出しています。

古代の諸県地方の豪族、諸県君牛諸井(もろかたのきみうしもろい)の娘で、その美しさは当時の国中にとどろいていました。その評判から応神天皇に召されましたが、応神天皇の皇子である大鷦鷯尊(後の仁徳天皇)に見染められて妃となりました。

レモンの清冽な風味を、吾平津媛の元気なキャラでイメージしました。

『日本書紀』によれば、日向国吾田邑の女性とされ、初代天皇である神武天皇が大和に旅立たれる前、日向にいらっしゃった際に妃となられたとあります。宮崎に残る伝説では、吾平津媛は神武天皇の東征には同行せず、日向の地に残られ、神武天皇の無事をお祈りされたとされています。

ワインとはまた違うぶどうの醸造酒を、豊玉姫の優しい包み込むイメージと合せて味わってください。

海神(わたつみのかみ)の娘で、山幸彦と結婚します。山幸彦の子を出産する際、夫である山幸彦に鳥の鵜(う)の羽を葺(ふ)いて産屋(うぶや)をつくるようたのみます。『古事記』では大鰐(おおわに:サメ)の姿となって、『日本書紀』では竜の姿となって出産したとされています。

栗の風味がブラウン色のビールにまろやかに溶け込んでいて、泉媛の質素な可愛らしさのキャライメージと合せてお楽しみください。

古代の諸県地方の豪族、諸県君の女性首長と考えられています。『日本書紀』によると景行天皇は熊襲征伐を終えて都に帰還なされる際、夷守(小林市)においでになりました。その際、泉媛は一族を率いて岩瀬川のほとり集まり、天皇に御馳走を献上したそうです。


フルーツエールは順次発売!

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